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イギリス大学院卒業生はどうやって英語を勉強したか 

イギリス大学院卒業生はどうやって英語を勉強したか 

最近,「イギリスの大学院入学した時にはどうやって英語勉強したんですか?」という質問をよく受けるようになって来たので,私自身の備忘録としても英語の勉強法をまとめておきたいと思います.

今回は具体的な内容では無く,簡単な自己紹介と英語学習に対する基本的な考え方をまとめます.

昨年の12月にイギリスの大学院を無事卒業しました.現在は年末年始シーズンも終わって,仕事を探している状況にあります.

そんな中で,初対面の方とお話をさせて頂く機会も増えて来ました.
その際にイギリスの大学を卒業したと伝えると,多くの方が「英語はどうやって勉強したんですか?」と質問してくださいます.やはり,多くの方が英語を勉強したい・身につけたいと思っているんだなと感じました.
そこで今回,私自身の英語の勉強法についてまとめた記事を書こうと思い,この記事を書いています.

これから全4回に渡って,私がいかに英語を勉強して来たかをまとめたいと思います.

この記事はどんな人向け?

  • 英語学習に興味がある(初級から中級レベル)
  • 英語の勉強法を知りたい
  • イギリスへの留学を考えている.

自己紹介

まず,最初に僭越ながら簡単な私の自己紹介をさせていただきたいと思います.

私は現在25歳の東京生まれ東京育ち,2019年の12月にイギリスの大学院を修了し京都に引っ越して来ました.現在仕事を探しています.

私の英語力

先に述べさせて頂くと,大学院の入学許可が下りた段階での英語力はIELTS Overall 6.5でした.2018年の3月ごろに取得しました.
IELTSというのは日本ではそこまで有名ではないかもしれませんが,イギリス版のTOEFLのようなものです.詳しくはこちらのサイトをご覧ください. IELTS AGOS JAPAN

IELTS Overall 6.5というスコアを有名な他の英語力テストに換算するとこんな感じです.(前後と書いてあるのは,発表元によって数値にばらつきが見られるので,おおよその目安という意味を込めて前後と記載しました.)

IELTSTOEFL iBTTOEIC英検
6.585前後850前後準1級前後

正直,イギリス大学院留学のスコアとしては特別優秀というわけではありません.平均的に見て,イギリス大学院の入学に求められるのは6.0-7.0と言われています.ですので,私の6.5というのは真ん中くらいです.
もし,それ以上のスコアをお持ちの方・目指している方にはこの記事は役に立つことは少ないかもしれないということを先にお伝えさせていただきます.

それまでの英語力

大学卒業まではずっと日本で生活をしていました.海外経験もほとんど無く,小さい頃に行ったハワイ旅行と大学3年生の時にゼミで行った2週間のロンドンでの超短留学しか海外経験はありませんでした.
ロンドンの留学も,正直に言って英語力はほとんどゼロ.大学入試以上の英語力は皆無のまま行って来ました.

しかし,そこでイギリスの大学の雰囲気に魅了され,イギリスの大学院で学びたいと思い,本格的に英語を学び始めました.大学では部活をやっていたので,その引退をした大学3年生の12月から卒業間近の4年生の冬まで集中して英語を勉強してスコアを5.0から6.5にまで伸ばしました.今回,紹介する英語の勉強法はその期間で私が行った勉強法をまとめたものです.

英語勉強法 基礎的な私の考え

基本的に英語を勉強するときは4技能に分けて考えるのが,一般的だと思います.その4技能とはReading, Listening, Writing, Speakingの4つです.当然ですが4技能全てが大切です.しかし,だからと言って4技能全てを同時に勉強するよりは,4技能を学ぶ順序を意識した方が良いと私は考えます.

そこで4技能をこのように分類分けしました.

インプット・アウトプット

まず,インプットとアウトプットという分類分けです.

ReadingとListeningは受け身的な要素だと考えることができます.
書いてあるものを読む,スピーチを聞くというように,既に提示されたものを受け取る作業がReadingとListeningだからです.それはつまり,こちらからは何も提示する必要はないということにもなります.ひたすら受け取る作業ということでReadingとListeningはインプットに分類できます.

一方,WritingとSpeakingはこちらから何かを提示する必要がある作業です.
自分の考えを書く・話すという行為は自分から他の人への発信です.
なので,WritingとSpeakingはアウトプットに分類できます.

日本の教育は変わって来ているとは言っても,未だインプット(ReadingとListening)がメインの教育スタイルと言えるでしょう.

瞬間的・瞬間的でない

もう一つの分類分けに瞬間的か瞬間的でないかという基準があります.

例えば,同じインプットの分類に属するReadingとListeningでも違う点があります.Readingは自分のペースで読むことができますし,わからない単語が出て来たら調べる余裕もあります.つまり,Readingは自分のことを待ってくれるのです.
しかし,Listeningではそれは難しいです.なぜなら,Listeningは瞬間的と言えるからです.Listeningでは待ってもらうことはできません.次から次へと言葉が流れて来ます.自分のペースでは進めませんし,戻ることもできません.その意味でReadingは瞬間的でない・Listeningは瞬間的という分類分けをしました.これは自分のペースで進められるか?と言い換えてもいいでしょう.

WritingとSpeakingにも同じことが言えます.Writingは自分のペースで進めることができます.しかし,Speakingはそうはいきません.なので,Writingは瞬間的でない・Speakingは瞬間的と言えます.

Reading→Listening→Writing→Speaking

先ほど,4技能を学ぶ順序を意識した方が良いと述べました.では,分類が終わったところで改めてその順序を考えてみます.私はReading→Listening→Writing→Speakingの順番が良いと思っています.その理由はインプットがないとアウトプットはできないこと,自分のペースで勉強をした方が身につきやすいと思うこと(これは性格にもよると思いますが.)という2つが挙げられます.
なので,先ほどのインプット・アウトプット/瞬間的・瞬間的でないという分類を元にすると,インプットで瞬間的ではないもの(Reading)が最初に来て,アウトプットで瞬間的なもの(Speaking)が最後にきます.
そして,またReadingに戻るというサイクルを繰り返すことによって私は英語力を上げて来ました.

そういうわけで,今後Reading→Listening→Writing→Speakingの順番で4回に渡って私の行った英語勉強法をまとめていきたいと思います.当然,これは私個人の考え方・行った勉強法であるので,人によって合う合わないや違う考えの方もいると思いますが,数ある勉強法のうちの一つとして,この記事を書いていくので,その参考になれば嬉しいです.